2012年9月16日日曜日

改行されていませんね。

前のブログ。

改行されていませんね。

もういちどやりなおさないといけませんね。

めんどくさいですね。


そのままでいいですね。


はい。



TEDの1日

 茂木健一郎TED2012でのトーク を、
ustで拝見しておりました。

 そして、今日。


 


TED×Kyotoをust中継。

 もう、ドキドキ。もちろん、わたしが話をするわけでもないのに、ドキドキ。

 教育者 加藤ゆみさん の紹介文だけでもわくわく。

 教育者 「こども」にきづき、みらいをきずく。これが、加藤ゆみさんが理事長を務めるNPO法人「こどもアート」の目指すもの。「『こども』は未来」と位置づけ、アートの視点から、こどもたちがイキイキと輝いて生きるお手伝いをします。さらに「『おとな』の未来」として、こどもたちとアートに触れ、「こども」の存在を再認識したり、内なる「こどもゴコロ」を目覚めさせることで、こころ豊かな暮らし、新しい社会をつくる原動力になってほしいと考えています。そのキーワードは、あそびとまなびの造語「あそなび asonabi」。「あそび」と「まなび」、両者に共通するのは、「び」です。「び」は、「美」に通じ、見方や感じ方、価値観までもが変化する意識です。あそびからなにかをまなぶから面白く、まなびがあそびに変わるからもっと学べる。生きる歓び、ワクワクすること、まちの元気をもっと増やしたいと、ワークショップやイベント、研究会、講座などを企画・運営。イタリアのレッジョ・エミリアと組んだ「あそなびフェスティバル」や,福島のこどもたちとともに天橋立でモダンダンスを遊ぶ「FUKUSHIMAこどもサマーキャンプ」など、先進的な取り組みを行っています。



  デニス·ダットン:美のダーウィン理論  





2012年8月12日日曜日

子どもの気持ちやる気を待つ方法~音楽の休符~

「休止は、動きは奪われているが、振動は奪われていない。そして、音が完全に止まっているあいだ、外的なリズムは内面化され、聴き手の体内で振動し続ける。しばしば、沈黙は口説に勝るといわれる。音に続く会話におけると同様の効果を生み出す。」

リトミック創始者のエミール・ジャック=ダルクローズリトミックの言葉です。

何回も読んでみたくなる言葉です。

リトミックのレッスンでは、よく音楽が止まります。音楽が止まらないのは、リトミックではない、といってもいいかもしれませんね。
特に、リトミックといえば「即時反応」といわれるように、流れていた音楽にあわせて歩く。すると、
急に音楽が止まる。耳で聴く。脳で判断する。そして、体が止まる。この一連の流れを、その言葉通り「即時」に「反応」出来るようにすることです。

人生、何もなく平穏な日々を願わない人はいないのですが、
そうはいかないのが、人生。必ず、なにかあるのが人生です。

その時に、「今」なにをしないといけないのかを、「即時」に考え「行動」出来る力、ともいえると思います。

それとは別に、もっと長い時間の沈黙の場合。
たとえば、
おともだちをお話をしている時に、話が途切れてしまった経験はあるでしょう。
なんとか話をつなごうと、なにか話をしようと、とにかく「話す」ことに必死になってしまいます。

特に、年齢を重ねた女性の方(人ごとのようですが)に多いらしいですね。

わたしがしゃべらないと!わたしがやらないと!わたしがなんとかしないと!
音楽でいえば、とにかく音を出すことばかりに必死になってしまう。

まわりの音を聴き、自分が今出さないといけない音はなにかを判断し、調和を生み出すこと。

そんな力も、自然とリトミックのレッスンの中で育んでいます。

前置きが、だいぶ長くなりました。

 親は、「待つ」ことが大切、だと、育児書を読んでも、あちらこちらに書かれていますね。

待つことを、時間の長さだと考えてしまうと、子どものやることがイライラして待てない。
洋服のボタンひとつ、靴をはくことひとつ、ご飯を食べることのひとつ。
リトミックのレッスンの中だったら、
おともだちにボールを渡すこと、何色がいいかを決めること、ハサミを使えないこと、
おへんじが出来ないこと、などなど。

この時間は、子どもの中では止まっているわけではないのです。

沈黙の時間をうめたいと思う気持ち、とてもよくわかります。
みんなといっしょにしてほしい気持ち、もっとよくわかります。

でも、この時間の中にも、ダルクローズのいう
「沈黙は口説に勝る」ともいえると思うのです。

子どもは、今、成長に必要なことを、わかっています。
それを考えています。時間を必要とします。

親の過去は、古い過去。子どもは、未来を生きていきます。
親と同じ人生は歩みません。

この子の人生。

1歳なら1歳の、2歳なら2歳のたっぷりとした時間を
いっしょに楽しんでいけたらいいですね。

*小学生のクラスでは、「外的なリズムが内面化される」を
もっと具体的にレッスンします。

 川田智子

2012年3月19日月曜日

どうして、違う子と比べてしまうのかな。どうして、普通の子なんていないのに普通の子を求めるのかな。

どうしてかなあ。なんでかなあ。

他の子と比べて、わが子が劣っている(感じる)ところをみつけて、
悲しむ。悲しくなるのに、普通ではないところをみつけては、悩む。
そして、子どもに対して「どうして、あなたはこうなの?」と思う気持ちを、
ぶつけてしまう。ああ、ごめんね、こんなこと言っちゃって、と、寝ている子に謝る。
謝っても、また朝が来ると、何も変わっていない子どもの姿に、今度は、
「しっかりしなさい!」と、なにがしっかりしたらいいのかわからないことを、
言ってしまう。

リトミックを通して、たくさんのお母さまと接する機会を与えていただきました。
統計などとったことはないのですが、100人の親子がいたら、96人のお母さまは、
このような悩みをどっぷりと抱えて、疲れ切った表情でおっしゃいます。
統計をとったわけではないのに、かなり細かい数字ですが。

みんなそういう悩みを抱えているんだから、いいんですよ、みんないっしょだから、
笑っていきましょう!なんて、いうつもりはないのです。

お母さんだからこそ。そういう悩みがある。母と子だから。
でも、わかっていても苦しいんだよね。

例えばね、毎日悩んでいたのが、一週間に5日になった。
毎日は悲しくなるけれど、たった1時間だけはふっと軽くなった。

そういう感じでたまに気持ちを切り替えることが出来るようになると、
子どもの表情が変わってきます。

「早寝、早起き、朝ごはん!」間違いないです。「早寝、早起き、朝ごはん!」
だけをしっかりしていたらいいか。いや、違うでしょう。
だって、お母さんは、それ以外にたくさんやることがあるからね。

ちょっとだけ長くなるけれど、リトミックをするとどうして心が軽くなるのかを、
「即時反応」というひとつの項目だけ紹介させていただきますね。

リトミックといえば「即時反応」というくらい、もう誰でも知っている内容です。
レッスンでは、お母さんとお散歩しましょう、あ、急に雨が降ってきました!さあ、走っていきましょう、とか、うさぎさんが来た!ぴょんぴょんとジャンプしましょう、など。

これは、このように、「雨が降ってきました!走ってください!」と言葉で行動を促している
わけではないの。リトミックは、経験しないとよさがわからない、理由のひとつがこういうことなんだけど。この言葉からは、残念ながら音が出ないからね。
 すべて、音楽反応で行われていることだから。雨が降ってきたのも音楽。うさぎさんと出会ったのも音楽。すべて、音楽で体が反応していること。

それは、どうしてわかるの?
今は、目で見て文章を読んでいただいているから、目を使っていますよね。
音楽は、どこからわかるの?
そうなんです。「耳」です。そして耳だけではなく「目」。レッスンでのお散歩では使わないけれど、触れるということも教材を通して使います。

  ・見る
  ・聴く
  ・触れる

   ↓

  ・わかる
  ・理解する


うさぎさんの音楽が聴こえてきたな、と、耳を通してわかります。
だから、リトミックは「いい耳」が育つ。集中しないと聴こえないので「集中力」がつく。

ここまでは、ある程度リトミックを経験すると出来るようになります。

ただ、次の、うさぎになる。ことがなかなか進まない。
ここに、リトミックでは「壁」があることがわかりました。
脳の細かいお話は、ここでは省略させていただいて。

よし、ダイエットをするぞ!なになに?毎日5キロ走ったら必ず痩せるらしい。
でもどうしてしないの?

お顔のマッサージを毎日すれば、必ずシミがなくなります。
どうして続かないの?

わかったことを、わかったように、即時に反応することを、
やさしい音楽という手法を使って、子どもたちの脳に働きかけるのです。

この間たまたまust配信していた「社会人基礎力」。
社会人基礎力とは、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」らしいです。

気づくこと。考えること。行動すること。

脳科学者の茂木健一郎さんは、
気づくこと。考えること。共感すること。

が大切だとおっしゃっています。

さて。最初のお母さまの「どうして」の悩み。そのまま当てはまるんです。
リトミックをすると、
1お子さまのいいところに「気づく」ことが出来る。
2子どもは何を考えているのか、考える。
3そして、子どもと共感することが出来る。

リトミックをしたら、必ずそうなるとは限らないのですが、
いろんな子がいろんな表現をし、それがとても気持ちがいい場所をいっしょに過ごす時間を共にすると、
何か感じることがあることだけは確かです。

失敗をしてほしくない、出来るだけ幸せになってほしい、やさしい子になってほしい。

何をしたらいいのか、いっしょに考えていけることが、
とってもうれしいです。

子どもたちが笑うからね。

 川田智子(いろいろあります。いろんな子がいます。だから世の中幸せいっぱい。)


2012年2月4日土曜日

リトミック教室の環境が幼児たちにとって快適で楽しい子どもの場であること。

リトミック研究センターのパンフレットに、こう書かれています。

 **

【楽しさ】幼児たちにとってはあくまでも音楽遊びなのがリトミック。○○するため、○○しなければならない、という窮屈さはありません。先生の指導のもと、お母さんや友だちと自由な表現で楽しく音楽遊びをしていきます。

お遊戯と見た目は少し似ていますが、リトミックとは決定的に違うのは、お遊戯のようにきめられた「形」を求めないところ。グループレッスンでの場合であっても、決して団体行動ではないのです。

自主性を尊重し、個性を伸ばすリトミック教室の環境が、幼児たちにとって快適で楽しい“子どもの場”であることは言うまでもありません。

 **

音楽遊びのことや、子どもにはやらされた感があると無気力になること、
お遊戯とリトミックの違い、などは、これまでに何度かお話させていただいたと思います。

『リトミック教室の環境が、幼児たちにとって快適で楽しい“子どもの場”であること。』

最近特に、この“子どもの場”の必要性を感じています。
子どもの場、であって、子育てをされているお母さま方の場、でもある、と思うのです。


「自由と幸福は両立しない」
「自由は一人で感じるものであり、幸せは他人と共有するものだから」
(精神科医 名越康文先生)


今、ひとりで遊ぶもの人気を集めていますね。ゲーム、ネット、携帯電話にipadに、マッサージ、
リラクゼーションスポット、あとは、ネイルサロンなどなど。

自由を感じられることだなあ、と。

テレビやDVDの画面から話かけてくるお姉さんに向かって、それに答えてうなずいている子どもの姿からは、やはり、どこか不自然な感じがします。
スイッチを切れば、止めることが出来ますから、自由ですね。

テレビと映画館の違い、とでも言えます。


幸せになりたいのであれば、他人と共有すること。

その、幸せ、の言葉を連呼するのは価値観も人それぞれ様々だと思うのでちょっと怖いのですが、
どちらであれ、一人では感じられない、ということだと思います。


自主性を尊重し個性を伸ばすリトミック教室、と言っても、何をしてもいいよ、というのが、子ども場、でもありません。
お友達と仲良くしないといけないのが、子どもの場、でもありません。


あなたがいるだけでお母さんはうれしい。
あなたがいるだけでお友達もうれしい。
お友達がいるだけでわたしはうれしい。

そのような相互の関係の場が、子どもの場でもあると思います。


なんかここにくるとほっとする、
なぜだか、子育てをしているお母さんたちがいるとわかるだけで安心する、
子どもたちが笑っている、泣いている、怒っている、いろいろな子がいる、場にいるだけで、
何かわからないけれど元気になれる。


同じコーヒーを、家で飲むのと、スタバで飲む違い、さらに、お友達とお話しながらいただくコーヒーの味も違いますね。


お母さんとじっくり向き合う時間、人と人が交わる時間、
どちらも大切にしながら、子育てをしていきたいですね。


 川田智子(ゆっくりあせらずね。)

2012年1月4日水曜日

子どもを無理に曲げたり伸ばしたりすると痛いです。

ゆき

雪やこんこ あられやこんこ
降っては降っては ずんずん積もる
山も野原も わたぼうしかぶり
枯木残らず 花が咲く


自然の情景のみの描写の歌詞に感じられます。
きっといろいろな意味があるのでしょうが、それだけで今まで歌い継がれてきたのではないでしょうか。

さあ、手をとりあって頑張ろう!
のような啓発的な言葉が最近多いような気がします。

何かの本に書いてあったのですが、ユーミンの『中央フリーウェイ』の歌詞。

右に見える競馬場
左はビール工場


そこにある情景の歌詞だなあ、と。右に競馬場があって左にビール工場がある。
それだけで、何か伝わってきます。

http://www.youtube.com/watch?v=f5PkhPxXIS4
(リンク貼れたかしら)

『私たちは、曲がった木をわざわざまっすぐに直して使おうとします。思い通りにしたいという欲があるからです。その欲をすてて、自然のまま生かすこと。これが、自然栽培の考え方です。』
奇跡を起こす 見えないものを見る力 木村秋則さん


大人は、今の社会の状況を考えて、子どもに対してやさしさや思いやりで、
こうした方がいい、これをやっておいた方がいい、しまいには、こうするべきだ、と助言をします。
でもね、今の子どもたちが大きくなるころは、今の大人の社会ではない。時間はどんどん過ぎていっています。

子どもは、などとわたしが言うのもおかしいのですが、その時に必要なことを自分で感じ取り動いているように見えるのです。
だからといって、野放しではいけないですよね。

それなら何をしたらいいのか。大人は何をしたらいいのか。

正直、わからないです。だから、とことん子どもたちを見ていきたいと思っています。


ゆきやこんこ と情景をただ、ゆきがふってくる、ことに感謝すること。
となりにビール工場がある、という今を見ること。
子どもに対して、あなたがやり残したような欲をぶつけないこと。

自戒をこめて。


川田 智子(今年も子どもたちと過ごせることに感謝。)