2010年10月14日木曜日

感覚教育、それはお家でできます

モンテッソーリ教育の 
 嗅覚、触覚、味覚、聴覚、視覚の感覚器官を刺激して
 訴える感覚教育。


 それはお家でもできます。



昨日のSTEP2(2歳児)クラスのリトミックレッスンでは、
目ではなく、手で触ることで、布の中にある秋の味覚を当てる、
ということをしました。

そのあと、
教材の果物カードのリズムへと発展していきました。




 恐る恐る触る子。

 おもしろがって触る子。

 触った瞬間になんの果物かわかる子。



さまざまです。


 「ざらざらする?」

 「つるつるだね」

 「ぺたぺたする」


お母さまにもやってもらいました。


 あらためてこんな手ざわりだったんだと
 びっくりですね。



普段の生活の中で、ひとこと付け加えてくだされば、
いいと思います。



 食べ物だけではなく、ぬいぐるみを触ったときに、
 「ふわふわしているね」「ほわんほわんだね」など。


そうすることで、子どもはそこにも意識をすることができます。


 感覚を研ぎ澄ますことですね。




 秋はとてもいい季節です。




 川田 智子(坊主頭の男の子の頭に触るのが好きです。ざらざらさわさわ・・・・)

2010年10月12日火曜日

子どもに対して力を入れないところ

リトミックのレッスンでいろいろとお母様方に
お願いしていることがあります。

そのひとつに。


 『先生より大きな声を出さないでください』


 ということ。



いい耳を育てること、人の言葉、人の心に耳を傾けることが出来るように、と誰もが願っていることだと思います。



 音に反応して動くというシンプルな訓練を通して、
 その力を育てています。


その時にですね、


 先生なんて言った???

 
 ちがうでしょおお!!


 先生をちゃんと見て!!


 
これはちょっと大げさに書いてしまいましたが・・・・。



音に反応しているのか、お母さんの声に反応しているのか、
わかりませんね。

お母さんの声に、なら、いいのですが、
お母さんの指示がないと何もできない、という子に育ってしまいます。



自分で考えて、自分で行動できるように。



ついつい頑張っちゃうお母さんの気持ち。わかります。


だからこそ。
ちょっとだけここは力をぬいてみましょうね。



 川田 智子(ここはお母さん!という時のために力をとっておきましょ。)

2010年10月5日火曜日

子どもに対して力を入れるところ

箸を嫌がるから、
 持たせないんです。


 夜寝ないから、
 眠くなるまで起こしているんです。


 
 
 20歳になったとき、
 いえいえ、
 もっともっと先。

 今のお母様と同じ年齢にお子様がなったとき。




箸が使えないから、
フォークだけ持っている姿。


睡眠によって育つ考える能力が幼児期に育っていないために、
キレやすい性格になっている姿。



 想像してみましょう。


 
 楽に子育てしましょう、
 がんばりすぎないお母さんを目指しましょう、


というのはこういうことでは
ありませんね。




 賢いお母さんになりましょ。



 川田 智子(力をいれないところは次回のコラムにて)