2010年8月28日土曜日

1回のリトミックレッスンを効果的にする方法

日差しが秋になりました。

子どもたちともそろそろ
気持ち良くレッスンができる季節になりますね。


秋の季節がそうであるように、
同じ時間、同じ内容(まったく同じはないのですが)の
レッスンでも、

より効果的に子どもたちを成長させることができる方法があります。




すまいるリトミック教室のお母様方は、
知っています。


お母様方のご理解ご協力のお陰で、
大人が考えることのできないスピードで
子どもたちの心と体は成長しています。


ありがとうございます。



前置きが長くなりました。


リトミックのレッスンを効果的にする方法。


 「待つこと」



リトミックのレッスンだけではありませんね。

子どもの成長に必要なことです。



 どうやったら待てるのか。

 
それは、ちょっとした目線の違いだけです。


どこに視点を持っていくか。



お母様のその思いは、




 お子様のためですか?

 それとも、

 お母様のためですか?

2010年8月26日木曜日

魔法の棒~5歳児リトミック合同レッスン~

この夏2回目の5歳児合同レッスンです。

この子達が毎週のレッスンで積み上げてきたものは、
大きいと感じた一日でした。

リトミック研究センターのカリキュラムは、
しっかりとねらいをもって組み立てられています。

でも、
週一回年間42回のレッスンの積み重ねは、
音楽の基礎能力だけではないのです。



 
 「これなあに?」

レッスンの最後に男の子がピアノの上に置いてあった
魔法の棒を指さしました。


 ふっふっふ。
 これは魔法の棒。

 ちょっと先のリボンがしょぼしょぼになっているけど、
 (運ぶ時に道路にひきずってしまったため・・)
 ものすごい力の魔法の棒なの。


 この棒はね、みんなを動かすことができちゃうんだよ。



 「そんなのありえへん」
 
 「うそや~~!」

 
 
 ぐるぐると魔法の棒を動かしたら、ほら!みんなも動いた!!


 
大笑いしながらも、魔法の棒と同じ動きをしていました。
もちろん、お母様方も。




 みんなで音楽を使って大笑いした一時間のレッスンの後。


 
 いつまでも子どもたちはずっと遊んでいました。


 楽しい時間をいっしょに過ごすことは、
 どんなものにもかえることが出来ない思い出ですね。




川田 智子 (幼児期に大切なものは楽しい経験です。)

2010年8月23日月曜日

指導者のためのリトミック

子育て支援に携わっていらっしゃる先生方へ、
リトミックを日々の実践に生かしていただけるように
講座をさせていただきました。



 リトミックは敷居が高い。

 
 高度な技術を要する。


 リトミックって、つまり何?



確かに、
リトミックは奥が深い教育です。
音楽を使って子どもの能力を引き出していく教育です。



でも、子どもに対しての想いは一緒。



子ども達が将来幸せになってほしい。

そのためには、幼児期に大切なことは、

お母さんとのふれあい、
お友達とのふれあい、
自然とのふれあい、


たくさんの経験が子どもを成長させてくれます。


リトミックは、音楽を使っていい刺激をたくさん与えてあげることで、
思いやりのあるやさしい子に育つように促していきます。





 参加していただいた先生方。


緊張して会場へ入ってこられた時とは別人のように、
笑顔で帰っていかれました。


 すっきりしました

 元気をいただいました

 楽しかったです



どうぞ、
その楽しさをひとりでも多くの子ども達へ伝えていただけたら、
こんなにうれしいことはありません。



 スタッフの先生方にもたくさんお世話になりました。
 
 ありがとうございました。




 川田 智子 (2時間ずっと楽しくて笑っていたのはわたしかも知れません・・・・)

2010年8月19日木曜日

リトミック教室の見学はお断りしております

リトミックは心と身体がいっしょになって、
楽しいなあ、うれしいなあ、と感じることが出来ます。


リトミック研究センターでは、
 
 子どもたちの基礎能力の掘り起こしと、

 それらのバランスよい伸長を第一の目的にし、

 音楽を使って、身体的・感覚的・知的に

 優れた子どもたちの育成をめざします。 



見ただけでわかるものではありません。
 

ぜひ、体で経験してみてくださいね。



 体験レッスンはクラスの空き状況によって、
 曜日や時間をご案内させていただきいております。


お気軽にお問い合わせくださいませ。




 川田 智子 (今週夏休みなのでみんなに会えなくてさみしいよ~~)

2010年8月18日水曜日

自分の身体の動きを知ることは自分を好きになることへつながる

自分の身体を知ること。


 ■STEP1(1歳児)は、

 手遊び歌に合わせて、頭、お腹、お尻・・・と、

 お母さんといっしょにふれあいながら理解していきます。


 ■STEP2(2歳児)は、

 自分で身体の部位を触ることが出来るようになります。


 
 ■STEP3(3歳児)は、


 リズムや歌に合わせて、即触ることが出来るようになります。


 ■SETP4(4歳児)は、


 空間分割。自分の身体の動きを数であらわすことができます。


 ■STEP5(5歳児)は、


 自分の身体の動きはまだまだ動くこと。縦にも横にも、
 前にも後ろにも動いて表現できることを知ります。




レッスンの中で目指している一部を紹介させていただきました。


 なぜ?なんのために?


自分を知ると自分が好きになります。

自分を好きになると相手も好きになります。


自分を大切に出来ること、相手も大切に出来ることへつながります。





 川田 智子 (レッスンは、お母さんからの大好き!ぎゅ~!で終わります)

2010年8月15日日曜日

夏の音~風鈴の音色動画~



暑い夏。
すまいるリトミック教室も夏休みをいただいております。

 

 「あ、風がふいてきた!」



夏は風に敏感になりますね。


それといっしょに涼しさを感じさせる音。


風鈴の音色。



残念ながら、ここ最近耳にすることがなくなったように感じます。
窓を開けない(開けれない・・)こともあるのでしょう。

風鈴の音が騒音に聴こえて、苦情がくる・・・なんて。


あまり考えたくないことですね。

耳を傾けることが出来なくなると、人の心にも傾けることが出来なくなってしまいます。





風鈴の音色探してみたら、ありました。




 一瞬でも、涼しさを。

 どうぞ。




 川田 智子(鈴虫の声もいいですね。秋も感じられます。)

2010年8月11日水曜日

夏休み特別企画~5歳児合同リトミックレッスン~

夏休みなので、
二クラスある5歳児クラスで合同レッスンをしました。

いつものように、
ソルフェージュから。


音叉で音を耳で確認して同じ音を声で出します。

音の階段(今度画像のせますね)で、
ピアノが歌っている音を聴きとって歌います。



2拍子4小節のうち、1小節を自分で作って歌います。
ひとりずつ順番に前の人に続けて歌わないといけないので、
まわりを見ないと出来ませんね。


そして、
リズムステップ。


次に「タイプライター」の曲を聴いてみます。
 (動画)

チンのアクセントで手をたたいてみました。
それだけで、もう大笑いです。

二人組になって、チンの音がなったら、
お友達にスカーフを渡します。

全員でやってみます。


 聴くこと。

 お友達の様子を見ること。

 即時に反応すること。


さて、
夏休みなので、お母さまもいっしょにやってみました。


子どもたちも楽しそうでしたよ。



1回目よりも、2回目、3回目と繰り返すことで、
いいお耳になってきました。


 
 「みんなの頭の中では、
  たくさんのことがおきているんだよ。」



いい刺激、いい経験、

たくさん幼児期に楽しんだ子どもたちは、
幸せになれると信じています。






 川田 智子(曲の最後にスカーフがセンセイの手に戻ってくるところが、さすがです。)