2011年8月4日木曜日

夏のとっておきリトミック~絵本『うたがみえる きこえるよ』3

まず曲を聴いて歩きました。
その次に、輪にしたゴムを持って歩きました。




1・途中でテンポが変わる。よく聴かないと歩けないね。
  聴く力。
2・フレーズの違いで歩く向きを変えてみよう。
  それだけではおもしろくないので、ドンと合図がなった向きを変えます。
  即時反応力。
3・ゴムという伸びるものを使って、音楽のうねりを目で見てわかるようにする。
  まわりのお友達の力加減を見ながら自分の力の出し方も知ります。





曲の途中から、ひとりずつフレーズごとに拍を感じながら形を作っていきます。
最後にどんな形になるのかは、わかりませんね。

音楽のうねりにあわせて、工夫しながら形を決めていきます。


 ふたつのグループにわかれてやってみました。

さて、次は各グループの動きを見てみました。


 「どう思った?」「どこがよかった?」


どう思ったか、を考えること。考えているお友達の意見を聞いて、
自分の意見を言ってみること。


さあ、最後はみんなでひとつのゴムを持ってやってみました。

さすが。みんな。最後のポーズは決まっていました!
即時に考えたポーズです。頭で考えたことを体で表現しました。


左脳で考えたことを、右脳で表現したのです。

わかった、知っている、という知識のつめこみ教育だけでは、
いけませんね。
イメージする、こうしたいと思う、という表現する力があってこそ、
バランスのとれた人間に育ちます。

わかったことを、わかったようにするリトミック。


 みんな、ありがとう。今年の夏の思い出のひとつになってくれたら、
 うれしいです。



 川田智子 (ゴムの輪がみんなの和になりました。)

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