その次に、輪にしたゴムを持って歩きました。
1・途中でテンポが変わる。よく聴かないと歩けないね。
聴く力。
2・フレーズの違いで歩く向きを変えてみよう。
それだけではおもしろくないので、ドンと合図がなった向きを変えます。
即時反応力。
3・ゴムという伸びるものを使って、音楽のうねりを目で見てわかるようにする。
まわりのお友達の力加減を見ながら自分の力の出し方も知ります。
最後にどんな形になるのかは、わかりませんね。
音楽のうねりにあわせて、工夫しながら形を決めていきます。
ふたつのグループにわかれてやってみました。
さて、次は各グループの動きを見てみました。
「どう思った?」「どこがよかった?」
どう思ったか、を考えること。考えているお友達の意見を聞いて、
自分の意見を言ってみること。
さあ、最後はみんなでひとつのゴムを持ってやってみました。
さすが。みんな。最後のポーズは決まっていました!
即時に考えたポーズです。頭で考えたことを体で表現しました。
左脳で考えたことを、右脳で表現したのです。
わかった、知っている、という知識のつめこみ教育だけでは、
いけませんね。
イメージする、こうしたいと思う、という表現する力があってこそ、
バランスのとれた人間に育ちます。
わかったことを、わかったようにするリトミック。
みんな、ありがとう。今年の夏の思い出のひとつになってくれたら、
うれしいです。
川田智子 (ゴムの輪がみんなの和になりました。)
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