この夏2回目の5歳児合同レッスンです。
この子達が毎週のレッスンで積み上げてきたものは、
大きいと感じた一日でした。
リトミック研究センターのカリキュラムは、
しっかりとねらいをもって組み立てられています。
でも、
週一回年間42回のレッスンの積み重ねは、
音楽の基礎能力だけではないのです。
「これなあに?」
レッスンの最後に男の子がピアノの上に置いてあった
魔法の棒を指さしました。
ふっふっふ。
これは魔法の棒。
ちょっと先のリボンがしょぼしょぼになっているけど、
(運ぶ時に道路にひきずってしまったため・・)
ものすごい力の魔法の棒なの。
この棒はね、みんなを動かすことができちゃうんだよ。
「そんなのありえへん」
「うそや~~!」
ぐるぐると魔法の棒を動かしたら、ほら!みんなも動いた!!
大笑いしながらも、魔法の棒と同じ動きをしていました。
もちろん、お母様方も。
みんなで音楽を使って大笑いした一時間のレッスンの後。
いつまでも子どもたちはずっと遊んでいました。
楽しい時間をいっしょに過ごすことは、
どんなものにもかえることが出来ない思い出ですね。
川田 智子 (幼児期に大切なものは楽しい経験です。)
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