「ピーター・ブルックの世界一受けたいお稽古」を観てきました。
その中で、砂時計が非常に印象に残っていて、
さっそく購入。
(4歳児クラスと小学生クラスはこれから)
1歳児クラス。
じーっとみつめる。「はんたいにして!」もういちど、みつめる。
2歳児クラス。
息を止めるかのようにみつめているけれど、
それよりも、「ぼくの居場所確保」の方が、今は重要らしい。
自分の見る位置を、押したり、外したり、微笑ましい時間。
3歳児クラス。
「まんなかが、へっこんでいく!」
「ほんとだ!もう少しでなくなる!」
そして、
「わたし、きょう、服を2枚着てきた」
「わたしは、きょう〜・・・」と
わたしのお話が続く、砂時計3分間。
5歳児クラス。
この間映画を観てきてね、
砂時計ってね、人生のようで。
どんどん減っていくんだよ。時間は止められないし、
戻すこともできない、音楽といっしょだよね。
「その映画ってどんな映画?せんせ」
ああ、あのね、絨毯の上をね、一本のロープがあると思って、
歩いていた。
「こんな感じ?」
歩き出す子、2人。
おっとっと、そーっとそーっと、おっとっと、と言いながら。
砂時計の、砂が落ちたことを確認して、
「あと、どんなことやってた?」
と聞かれたので、ふいに思い出したことをやってみた。
円になって。
1.2.3.4,5,6,7,8,9,10~
順番は決めない、自分が思った時に数を言う、
でも、おともだちと声が重なってしまったら、1からやりなおし。
これがね、何がおもしろかったのか、
お腹抱えて笑っていたんだよなあ。
さらに、
「みんなでやろうよ!」とお母さまも呼んで、もっと大きな円に。
人数が増えれば、重なる確立も増えてくる。
それでも、大笑い。
さて、今日のレッスン終わり!の声をかけたら、
「時計周りに、順番に言おうよ!」と女の子。
そうだよね、そうだそうだ。それがいい。
お母さんも含めて、円になって、1,2,3,4,5,6,~を言う。
リトミックでは、相手に、呼吸を飛ばすように、ふわっと手で次の人に合図をする。
それをやりはじめたら、
順番に数えていった30ぐらいからかしら。
ふっと違う人に飛ばしたお母さま。(さすが)
それからは、右に左に、対曲線に、3人飛ばしに〜
ぐるぐると数がビートを崩さずに99に、
そして、最後の100を、
お母さまがわたしに飛ばしてくれたんだよなあ。
痺れるね。
「砂時計」の意味は、もっと違うところにあったと思うけれど、
何かひとつをみつめることで、呼吸を整える時間になるのではないか、
と考えた。
子どもたちといっしょに、砂時計をみつめている時間。
「いい時間」が、こうやって過ぎていくんだなあ、と。
そうそう、
5歳児クラス。レッスンが終わってから、
「お父さんとやる!」
「あした、お友達とやる!」
と、みんなの声。
お父さま、なんのことかわからないかもしれませんが、
1.2.3.4.~
どうぞ、よろしくお願いします。
すまいるリトミック
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