前々回コラム
前回コラム
の続きです。
リトミック教育で何ができるか。
音楽体験の場を作り、様々なコミュニケーション障害を
取り除いてあげたいと思います。
音楽(リトミック)は、音楽でしか味わえない、音楽のニュアンスだったり
音の流れだったりを身体で体験することを通して、
人と人が言葉では言い表せない感情をお互いに持つことが
できます。
ひとりの子がジャンベ(アフリカのたいこ)をたたけば、
もうひとりの子がたたく。トントンとたたけば、トントンと返す。
ドドドドドドン、ドンドコドン。たんたーん、たたたん。
誰が教えたわけでもないのに、まだうまく言葉が話すことができない
1歳の子も2歳の子もお互いに音楽でお話ができるのです。
人と人がお話をするのって楽しいな、お話をして、お話が返ってくるとうれしいな。
つまり、音楽を共に味わった人同士が、心の絆を持つことが
できるのです。
リトミックが子どもだけの教育ではなく、演劇指導、歌舞伎、お寿司屋さんまで取り入れられているのは、
そういう理由があるからです。
ただ、本来ならば、地域や家庭でできることであること。
さらにそれを知っていて再確認できる教育になることを
願っています。
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