2010年4月26日月曜日

子どもの頃の思い出

 遠くから教室へ通ってくださっている方がたくさんいらっしゃいます。
お車や電車、バス、さらにバスと電車を乗り継いでという方まで。
小さいお子さまを連れて、時間通りにいらっしゃる姿を見るたびに、
胸が熱くなります。

教室へ入ってくるなり

 「先生!プレゼント!!」


緑色の葉っぱだったり、赤い葉っぱだったり、
秋の季節であればどんぐりだったり、
小さな石であったり、
映画館のパンフレット、保険のちらしまで。笑


 誰でもない、「先生」にプレゼントしようって思ってくれたもの。
 小さな小さな手にぎゅっと握って持ってきてくれた宝物です。

 ありがとう、ありがとう。


そして、
 教室に来るまでの道中も、お母さまと楽しんできてくれているんだな、と
小さな宝物を見て思います。

 お母さまが、『そんな石ころ!』とか『葉っぱなんて汚い!』
なんておっしゃっていたら、こんな素敵なプレゼントは
いただけないのです。

 きっとそこには、親子の会話があり、リトミックの教室だけではなく、
 ここに通うまでの時間もあったかい時間が流れているんだな、と。

 お母さんと通った思い出。

 子どもが将来大人になり、くじけてしまうことたくさんあると思います。
 そんな時、心の支えになるのは、そんな小さな思い出です。

 
 ありがとうございます。


今日も、すべての人々にいいことがいっぱい降り注ぎますように。

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