2012年12月19日水曜日

小学生クラスの感想~すまいるリトミック発表会

発表会後のレッスンで、原稿用紙ではなく、横書き便せんを一枚渡しました。
どんな気持ちだったのか、言葉に書いて教えてね、ただ、ひとつ。

「がんばった」「がんばる」

の言葉は、使わないこと。


 「わたしがまっている時、(早く自分の出
番が来ないかな~)と思いました。
出番が来た時、ちょっとはずかしかったです。
けれど、もうちょっと、出たかったです。
リズムアンサンブルの時、さいしょは、きち
んと出きていたけれど、さいごらへんは、3さ
いじにつられて、ちょっとへんになってしまいました。
風船の時、さいしょは、前ばかりだったけれ
ど、どんどんよこや後ろも、出きてうれしかったで
す。
ステップ2は、みんなのりのりでかわいかった
です。」

 「本番の時、きそリズムがせいこう
してよかった。竹のおしゃべりも上手に
終えられてうれしかった。はく手もたくさん
もらえてうれしかった。」

 「とてもたのしかったです。またらい年も出た
いです。今まででいちばん、きんちょうし
ませんでした。ピアノは、どても、きんちょう
しました。じょうねつたいりくは、とてもたいへ
んでした。いっさいの子とかは、とてもかわ
いかったです。5さいの○○○ちゃんは、
クラッカーをならしたのでびっくりしました。」




 「けんばんハーモニカーをソロをひく
まえ、むねがドキドキしました。ほかの子
も、じょうずにできていたと思います。
たけをまえで一人でたたいたときに、楽しい
と思いました。ステップ5の子がやっていた、
リボンはおもしろそうだなと思いました。
もっと、たけをたたきたかったです。ふうせん
も、じょうずにできたのでよかったです。
ぜんぶじょうぶにできたのでよかった
です。」


 みんなありがとう。
これが楽しかった、ということをしっかりと持ってくれたこと、うれしいです。
もっとうれしいのはね、あのクラスのここ、あの子のこれ、と、自分以外の
ことに目を向けてくれていたこと。
 自分だけよりも、みんなを見た方が、楽しいもんね。

リトミックの感想を、絵に書いてもらったこともあります。このように言葉にしてもらった
時もあります。

表現する、というのは、技法のようなものが違うだけで、根は同じです。

人の気持ちを聴くこと。
何かを伝えたいと思うこと。

それには、感動経験をすること。

感動経験は、気づく心があれば道を歩いていても、ご飯を食べていても感動します。

気づく心、聴く耳があれば、
普段の生活が楽しくなります。やさしくなります。

やさしい気持ちたくさんの言葉、
ありがとう。






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