リトミックとピアノのレッスンをふたつをおけいこしてくれている女の子。
音楽大好き。ピアノが大好き。その大好きがいつも伝わってきます。
小さな手で一生懸命ピアノに向かう姿勢なんて、
心が洗われます。
さて、その女の子。短調の曲のレッスンです。
とてもきれいにミスもなく弾いてくれました。
たくさんおうちで練習してきてくれたのでしょう。
でもね、短調(が暗い曲というわけではありませんが)の曲で、
おともだちとさよならする曲なのに、元気いっぱい楽しそうに
弾いてくれたのです。
たった8小節の曲ですが、8小節でもこの曲を作った人がいるわけですね。
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教育という課程で、計算ができた、文字が書けた、とかいうものは、目を奪われやすいものだと思います。
音楽もいっしょ。ミスもなく丁寧に弾けていたら目を奪われてしまいます。
でも、音楽は目に見えない部分も大切です。
この曲を作った人の気持ちになって、それを音楽というもので伝えることも重要です。
人の気持ちを揺さぶるものは、技も必要ですが、やはり目に見えない心の部分が必要なのです。
リトミックを創ったダルクローズが目指した「心身の一致の調和」。
人に思いを伝えること、人の思いが理解できること、心と体のバランスが求められています。
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さて女の子のレッスン。
とっても悲しいんだよおお。
おともだちといなくなっちゃうんだってえええ。
もう会えないかもしれない、でもまたぜったい会えるねって、
言ってるの。
テキストに書いてあるイラストの男の子に、
涙をいっぱい書いてしまいました。
悲しい思い。音楽にのせて伝えてみようね。
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